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The Rifles milburnとのジョイント・ライヴをレポート!

The Rifles milburnとのジョイント・ライヴをレポート!

'06年の“FUJI ROCK FESTIVAL”では、ともに期待のニュー・カマーとして
レッドマーキーのステージに立ったUKの2バンド、ザ・ライフルズと
ミルバーンが1/11(木)東京・LIQUIDROOM ebisuにて
ジョイント・ライヴを行なった。

まずステージに登場したのはミルバーン。
2人のギタリストとドラマーをベース&ヴォーカルが引っ張るという
バンド構成だけあって、ギター・パートの凝り具合や掛け合いも抜群。
若さ溢れる疾走感たっぷりのロックンロール・サウンドと
ノリの良いポップなメロディで会場も大盛り上がりだった。

続いて、ライフルズがステージに登場。始まって間もないにもかかわらず、
会場は拳を掲げて大盛り上がり。それもそのはず、
シングル曲「She's got standerds」を立て続けに披露し、
ガッチリとオーディエンスの心を掴んだのだから。
しかし、そのシングル曲での勢いも食うほどに、
その他の楽曲での盛り上がりも相当のものだった。
力強いメロディと余裕さえある安定したパフォーマンスに、
会場は身を任せるように踊らされっぱなし。
途中、アコースティック・ギターに持ち替え、哀愁のあるメロディも
奏でるとバンドとしての表現の幅広さも感じさせてくれた。
「spend a little time」では、舞台の袖からミルバーンのメンバーが顔を出し、
ノリノリで聴いているかと思えばステージに現れ、
ピアニカを吹いていたベースにちょっかいを出すという場面もあり、
この2バンドの関係性を垣間見ることができて和やかな空間に包まれた。

ラストは、ミルバーンのメンバー4人も巻き込んで「robin food」を演奏。
ギタリストがミルバーンのギタリストに肩車されながらギターを弾いたり、
交互にヴォーカルをとったりとステージを所狭しとはしゃいでは楽しそうに笑顔で披露。
観ているこちらも一緒にライヴに参加しているような楽しさを味わうことができ、
UKロック・ファンにとっては最高のお年玉となっただろう。
両バンドともにもっと活躍の場が広がることを期待しながら、
次回さらにスケールの大きいバンドになって日本に帰ってくることを楽しみに待ちたい。

【以上VIBE-NET.COMより】