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Smashing Pumpkinsレコーディング秘話

Smashing Pumpkins プロデューサーも逃げ出す
レコーディング秘話とは!?

ビリー・コーガンとジミー・チェンバレンの2人での再始動となった、
スマッシング・パンプキンズだが、新作『ツァイトガイスト』のクレジットを見ると、
“ジミー・チェンバレン:ドラムス、ビリー・コーガン:残りすべて”と記されており、
レコーディングも2人で行われた模様。
とはいえ、プロデューサーにはクイーン、カーズ、フォーリーで有名な
ロイ・トーマス・ベイカーとパンテラ、ロブ・ゾンビ始め無数のメタルを手がける
テリー・デイトという2名が参加したようだ。
ビリー・コーガンは、
「ロイについては、昔も名前が上がったりしたことがあったんだけど、
どうも合わないじゃないかと思って、今までは実現しなかった。
それに、どういうわけかいつも彼は頭がおかしいっていう変な噂があったりしたんだ。
でも、レコーディング場所に来てもらって、素晴らしかったから、
結局一緒に仕事することになった。抜群のタイミングだったと思う。」
と語り、さらに
「実はもうひとり有名なロック・プロデューサーと仕事しようとしたんだけど、
彼は完璧に破滅してしまって、この緊迫した世界に48時間も耐えられなかったんだ。
それで、テリーに連絡して、助けてもらうことになったんだ。
ただ、皮肉なことにロイとテリーが関わったけど、結果的には、
ほとんどは僕とジミーが、双生児的な心理でアルバムの
ほぼすべてをプロデュースしたと言っていいと思う」
とコメントしている。

また、ロイが頭がおかしいという噂に関しては、どんな状況にも動じず
威嚇されないという意味だったようで、ビリーがロイに
「ピアノをビルから落としてみるっていうのはどうかな?」と言うと、
「ああ、やったことあるよ。一度ね。悲しいことにそんなにいい音しないんだよ」
と返されたとか。
ある意味、狂気的に長い道のりとなった今回のレコーディングにおいて、
破滅しないためには、これぐらいの人でないと務まらなかったのかもしれない。

そんな復活第一弾『ツァイトガイスト』は、いよいよ7/11に発売となる。

vibe-net.comより